変調のはなし:バックナンバー
難しい話が続いたので、今回は息抜きです。
その昔、無線はおろか電線を使った通信網(電話ではなく、モールス符合の電信)すら無かった時代、「腕木通信」というシステムが主にヨーロッパで使われていました。軍艦の間で行われていた手旗信号を大型化・固定設備化したもの、と考えて貰えばわかりやすいかも知れません。
今回はこの腕木通信を例にとって、OOK, ASK, FSK などの変調方式と、「シンボルと情報量」という概念について説明してみようと思います。
続きを読む:変調のはなし(4)
前回は 802.11a/g 以降で使われている直交周波数分割多重変調方式 OFDM について解説しましたが、今回は OFDM と対極をなす(概念でありながらよく混同されている)「周波数拡散方式」について簡単に解説します。
続きを読む:変調のはなし(3)
802.11a/g 以降の無線 LAN では OFDM という技術が使われています。OFDM とは Orthogonal Frequency-Division Multiplexing の略で、日本語では直交周波数分割多重変調と訳されます。とはいえ、これでは何のことだか判りません。書籍やネットの解説を読んでも、すぐに難しそうな数式が出てきて頭がオーバーフローしてしまいます。今回はこの OFDM をなるべく平易に解説してみます。
続きを読む:変調のはなし(2)
無線 LAN はデジタルデータを電波に乗せて伝達するシステムです。しかし、「0」と「1」のデータがどうやって電波になって飛んでゆくのでしょうか。今回はこの原理をできるだけ簡単にご紹介しようと思います。
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