SDIO/SPIインタフェース

SX-SDMAH-R2(JP)

ホストモード用
IEEE 802.11ah(Wi-Fi HaLow™)対応無線LANモジュール

【白書】長距離Wi-Fi IEEE 802.11ah(Wi-Fi HaLow™)導入ガイド -事前検討編-

【白書】サイレックスのエンジニアが実開発経験から語る！IEEE 802.11ahの細かなはなし

SX-SDMAH(JP)に関する評価関連情報ダウンロードページはこちら

概要

SX-SDMAH-R2(JP)はMorse Micro社のMM6108を使用した、SDIO/SPIホストインタフェース対応のIEEE 802.11ah Wi-Fi HaLow™ 無線モジュールです。バッテリー駆動のIoT機器用に低消費電力モード時の消費電力を大幅に削減し、CPUやマイクロコントローラからSDIOかSPIを介して駆動するホストモードで動作します。SDIOに対応することで、これまでSDIO対応のWi-Fiモジュールを使用していたLinuxの組込みシステムの設計資産の流用を簡易化します。また、SPIホストインタフェースにも対応することで、SDIOを搭載していないマイクロコントローラを使用した組込機器への実装もサポートし、より小型のIoT機器の開発を可能とします。

特長

小型モジュール

アンテナコネクタを搭載しながらも、小型化を実現することで、組込み機器の設計をより柔軟にサポートします。

SDIOホストインタフェース

従来のWi-Fi無線モジュールで広く使用されているSDIOインタフェースに対応することで、組込み製品で使用するCPUの選択肢を増やします。また、SDIOを使用し、ホストインタフェースを高速化することで、Wi-Fi HaLow™で実現できる最大スループットを実現します。

SPIホストインタフェース

SPIホストインタフェースにも対応することで、マイクロコントローラをホストとした小型IoT製品の開発を促進します。

北米、南米、オセアニア地域での高性能化を実現したSX-SDMAH-R2北米モデルとピン互換

SX-SDMAH-R2(US)は、8MHzに対応し、送信出力電力を増大することで、北米、南米、オセアニア地域でのWi-Fi HaLow™ の利便性を向上しています。SX-SDMAH-R2(JP)は、SX-SDMAH-R2(US)とピン互換性があるため、グローバル市場への製品展開をサポートします。

組込み用途

Wi-Fi HaLow™アクセスポイント
IoTゲートウェイ
Ethernet無線ブリッジ
Wi-Fi 中継器
IPカメラ、サーモカメラ
3Dスキャナー
GNSS受信機
テレメトリー機器
高機能センサー (例: 振動センサー)
アクセスコントロールシステム

主な機能

IEEE 802.11ahに準拠
1/2/4MHzチャネル幅に対応
最大15MbpsのPHYビットレート
アクセスポイント/ステーションモード対応
SDIO/SPIホストインタフェース
Enhanced Open/WPA3™セキュリティ
低消費電力モード
無線モジュール認証 (日本)
LinuxとFreeRTOSドライバ

型番	SX-SDMAH-R2(JP)
チップセット	MM6108
ホストインタフェース	無線LAN: SDIO2.0/SPI
無線LAN仕様	IEEE 802.11ah (1x1)
アンテナ端子	MHFコネクタ：1個
動作電圧	主電源：3.3V IO電源：3.3V FEM電源：3.3V
動作環境条件	温度条件：-40～+85℃ 湿度条件：15～95% (結露なきこと)
保存環境条件	温度条件：-40～+85℃ 湿度条件：15～95% (結露なきこと)
外形寸法	17.0 x 18.0 x 2.65mm
重量	1.6g
パッケージタイプ	60-pin Land Grid Array (Direct solder)
無線規格対応	日本