校内LANと大型提示機を活用し校内AV放送を実現
教育 教育ICT名古屋市立 片平小学校様
導入先 :名古屋市立片平小学校
導入時期 :2021年1月
導入教室 :普通教室、体育館、職員室
児童数 :607名
名古屋市立 片平小学校様に『校内デジタルAV放送システム MV-500T/MV-500R』(以下、MV-500)を採用頂きました。
校内LANと大型提示機を活用した、映像による校内放送が実現出来るようになりました。
ICT教育用の大型提示装置を校内TV放送に活用したい
週一回の朝会や、児童が行う児童集会で校内TV放送を活用しています。
従来の校内TV放送は、アナログ方式の校内TV放送設備を利用していたため、配信元となる部屋が放送室に制限されていました。また、TVの空きチャンネルを使用した自主放送であったため、TVチューナーを搭載していない大型提示装置では校内TV放送を見る事が出来ませんでした。そのため、校内TV放送用のブラウン管テレビと、ICT教育用の大型提示装置の両方を教室に設置している状況で、ブラウン管テレビが故障している部屋では大型提示装置があるにも関わらず、校内TV放送が見れないというちぐはぐも発生していました。
体育館からのライブ配信も可能に
MV-500の導入により、大型提示装置のみで対応できるようになり、全教室で校内AV放送を見れるようになりました。また、従来のアナログ方式の校内TV放送設備は配信元の場所が固定でしたが、MV-500は校内LANを活用して、情報LANコンセントがある部屋から自由に配信できるようになりました。
体育館内からのライブ配信では、長いLANケーブルを用意し、ビデオカメラの設置位置を自由に動かせるようにしています。
コロナ対策の補助金活用し、単年度で導入
◆サイレックス製品を採用するに至った理由
MV-500の紹介を受けて、本校の利用目的に合っており、非常に良さそうだと感じました。導入しやすい価格であったため、コロナ対策の予算を利用して単年度で全教室に導入する事ができ、全学年一斉に校内AV放送の利用を開始する事ができるようになったので、とても良かったと感じています。
◆映像を使った校内放送の重要性
音声のみの放送と比べて映像を使った放送は、児童の集中力が高まったと感じています。また、ビデオカメラで見せたいものを拡大して映し、伝えたい事を分かり易く見せる事ができるようになったので、児童に伝わりやすくなりました。
活用行事例:
<児童> 認証式(各委員会や学級委員の任命)、1年生を迎える会
<先生> 離任式・着任式での先生の紹介、終業式、始業式
◆今後について
まだ活用し始めて3ヶ月ですが、今後は、学年毎の配信にも取り組みたいと思っています。
外部講師が来られた際にも、1組で講師が話している授業を、2組・3組にも配信するような教室からの配信活用も考えています。
名古屋市立片平小学校
教頭 水野 和宏 様