「FragAttacks」Wi-Fi脆弱性に関する対応について

サポート

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
「FragAttacks」Wi-Fi脆弱性に関する対応について、下記の通りご案内致します。

 

  1. 内容
    IEEE 802.11 規格の“フレームアグリゲーション”や“フラグメンテーション”に関する複数の脆弱性について
     
  2. 本脆弱性によって想定される影響
    ネットワーク上の攻撃者により不正なパケットが挿入されたり、通信内容を窃取されたりする可能性があります。
     
  3. 対処方法
    脆弱性対策済みファームウェアへのアップデートをお願いします。
    本脆弱性への対応済み製品については、本ページを更新してお知らせいたします。
    ※カスタマイズ製品については各営業担当にお問い合わせください。
    カテゴリ 製品名/型式 対策ファームウェア
    (下記バージョンから対策済み)
    無線LANモジュール SX-590 Ver.1.42
    アクセスポイント・
    メッシュネットワーク
    AP-700AX Ver.1.0.1
    AP-200AC Ver.1.2.0
    SX-AP-4800AN2 Ver.1.1.2
    AP-500AC Ver.1.2.2
    BR-400AN Ver.2.0.4
    MNS-300EM Ver.2.01
    ワイヤレスブリッジ BR-500AC Ver.1.0.4
    BR-300AN Ver.1.10.1
    デバイスサーバ SD-330AC Ver.1.31
    DS-700AC Ver.1.1.2
  4. その他の情報提供 「無線LAN製品の設定による脆弱性の回避方法について」
    報告されているIEEE 802.11 規格の“フレームアグリゲーション”及び“フラグメンテーション”に起因する脆弱性については、無線LAN機器の設定により回避することが可能です。
    • フレームアグリゲーションに起因する脆弱性の回避
      → アクセスポイントの「フレームアグリゲーションの設定(A-MSDU)」を無効にする。
        ただし、上記設定を無効にすると、通信速度が低下する可能性がございます。
    • フレームフラグメンテーションに起因する脆弱性の回避
      → 無線LAN機器の「フラグメンテーション閾値」を初期値のまま利用する。
        ※弊社製品では「フラグメンテーション閾値」の設定項目はございません。


 

Fragattacks 参考情報

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