自動化ラインや生産現場のトラブル・事象を捉える マルチカメラドライブレコーダ「RM-100RC」を3月25日発売
- 簡単導入、すぐに使える、4つのカメラとアクセスポイント機能 -
ワイヤレス・テクノロジーのグローバルリーダーであるサイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町、代表取締役社長:三浦 暢彦、以下 サイレックス)は、産業現場向けマルチカメラドライブレコーダ 「RM-100RC」を、2024年3月25日より販売開始します。
工場や倉庫などでの自動化システム導入は、作業の効率化や人の介入を減らすことができます。しかし、このような無人化現場では、ロボットや機器の誤作動・不具合による製品品質の低下や生産ラインの停止など、システム全体に大きな影響を及ぼす可能性があります。
RM-100RCは、工場や倉庫での自動化装置や生産ラインにおけるトラブルや事象を記録する産業用ドライブレコーダです。最大4つのカメラで一度に録画ができ、用途に合わせた録画モードや保存方式の設定、トリガを中心とした前後時間の録画による効率的な状態監視が可能です。またRM-100RCは、現場にネットワークが無くてもRM-100RCのアクセスポイント機能を使い、タブレットPCなどの無線端末からカメラ映像の確認やシステム監視を実現します。
製品型番:RM-100RC
簡単導入、すぐに使える
RM-100RCは、本体と標準カメラを接続・設置し、電源を入れるだけで常時録画を開始します。また、PoE(Power over Ethernet)インジェクター機能を搭載しており、一本のLANケーブルだけでPoEに対応するIPカメラの電源供給と通信を行います。
※ IPカメラはお客様で選定頂くことができます。適用可能なカメラスペックはRM-100RC 製品紹介ページを参照ください。
用途に合わせた録画モード、記録方式の設定
RM-100RCでは、録画モード(常時・イベント)とカメラ映像の保存方式(マルチ・シングル)設定を組み合わせることで用途に合わせた録画が可能です。 マルチモードでは最大4つのカメラで捉えた映像を1つの画面に集約した表示ができます。さまざまな角度・場所からの映像を一度に録画・伝送することで、効率的な状態監視が可能です。
ネットワーク接続による録画データの活用
RM-100RCは、既存のネットワークに接続することで、RM-100RC本体に蓄積された録画データを簡単に社内共有することができます。SMB(Server Message Block)プロトコル※に対応し、ネットワーク上のPCやストレージに自動でデータ転送できます。本機能により、生産や品質に関わるデータと録画映像を関連付けることが可能になり、より高度な稼働監視を実現します。※ Windowsのネットワークでファイル共有などを行うためのマイクロソフト独自の通信プロトコルです。
ネットワークが無い現場でも、ワイヤレス映像配信を実現
現場にネットワークが無くても、RM-100RCのアクセスポイント機能を使い、タブレットPCなどの無線端末からカメラのストリーム映像の確認や録画データの取り出し、RM-100RCの設定変更が可能です。離れた場所からワイヤレスでシステム監視を実現します。
広域をカバーするAMC Mesh機能対応
サイレックス独自のツリー型接続メッシュネットワーク「AMC Mesh」に対応しています。最大16台で1つのメッシュネットワークを構成し、ホップを重ねることで広域な無線LANネットワークを形成します。サイレックスは、AMC Meshに対応した業務用、産業用のアクセスポイントを各種取り揃えています。
◆ RM-100RC製品と仕様ページ:
◆プレスリリース(PDF):
◆ 画像提供:
【提供価格と販売開始時期】
RM-100RCの販売開始は、2024年3月25日から、オープン価格での提供となります。
サイレックス・テクノロジーについて
サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町)は、ハードウェア・ソフトウェアの技術を核とした研究開発型企業です。医療・産業分野のお客様の機器やシステムに、安全で信頼性の高いワイヤレス技術と組込みノウハウを用いて確実な接続性をもつ無線環境を構築する製品とサービスを提供し、「切れない無線空間」の創造を通じて、最上の個客体験を実現します。北米・欧州・中国・インドの各国拠点を通じて、海外パートナーとの連携や新市場開拓などグローバルなビジネス展開を行っています。設計・開発から生産・品質保証までの一連のプロセスを「けいはんな本社」で統轄することで品質基準を厳格に保つと同時に、海外各国拠点と連携した開発体制のもと、地域ごとの多様な顧客ニーズに応え、現地でのカスタムエンジニアリングにも対応しています。