低遅延ワイヤレス

低遅延無線伝送技術

AMC LLW (Low Latency Wireless Technology)

産業・医療への無線LAN(Wi-Fi)の導入が加速している中で、特に産業分野への無線導入の際に課題の一つとなっている伝送遅延(定時性)に対する当社アプローチを紹介します。

Wi-Fi イメージ

Wi-Fiの常識

一般的に無線LANは、高速、かつ、安定して通信をするための様々な仕組みが規格に盛り込まれており、無線LANを利用するユーザにとっては目に見えない無線の状態を一切気にせずに通信を行うことができています。
一方で、ミッションクリティカルな産業・医療用途の一部では通信や接続に対する安定性に加えて、元々、ケーブルで繋いでいた機器間の通信を無線へ移行する際、無線によるデータ遅延・非定時性の問題が障壁となりますが、現状のWi-Fi規格の仕組みの中では、この障壁を克服することができませんでした。

ネットワーク イメージ

Wi-Fiの常識を覆す

当社では、自社開発の無線モジュール・ドライバ・チップ内ファームウェアを駆使し、通常の無線LANでは両立できなかった、低遅延・低ジッタ・低欠損の3要素を同時に実現したAMC LLW技術を開発しました。
この技術は、1KB程度のデータを1ms以内に伝送※1し、かつ、悪環境下であっても欠損率を大幅に抑えております。これにより、通常、数十ms~数百msの揺らぎを持つ、無線LANでの実現が不可能であったアプリケーションに対して無線化する一つの手段として期待されています。
※1:接続台数・容量に合わせ伝送時間を定義します。

産業機器 イメージ

産業機器の無線化に向けて

産業機器では、インダストリー4.0に代表されるように、機器の分散化・ネットワーク化(無線化)が進んでいますが、その中で、各種有線ケーブルの「省配線」が課題の中心となっています。

当社では、産業分野を中心に無線モジュールからブリッジ・アクセスポイント・コンバータなどの製品をご提案・供給してまいりますが、その製品群に、AMC LLWのような、産業向けに必要とされている「切れない無線技術」も探求・ご提案してまいります。