FAQ・よくあるお問い合わせ

[DS-600]についてのFAQ

設定ユーティリティで設定を行うと通信エラーになるのはなぜですか。
設置されたネットワーク全体を含めて設定に利用したパソコンの設定を中心に切り分けを行う必要があります。

≪ネットワーク環境の物理的な接続・動作状況確認≫
【原因と対策(1)】
設定ユーティリティを起動しているパソコンから、弊社製品までの接続ケーブルや接続機器が正常に稼動していない可能性があります。 弊社製品のLEDランプが正常な状態か、ハブやルータ等の電源ランプ、リンクを示すランプが正常な状態であることを確認してください。
⇒ケーブルなどの接続を抜き差しして確認しても問題があれば、電源、接続ケーブル、接続機器の交換を行って再度確認してください。
設定に使用するパソコンの無線LAN が有効になっている場合は、無効にしてください。

≪設置環境の確認≫
【原因と対策(2)】
設定ユーティリティを起動しているパソコンと弊社製品が同一セグメント上(ルータを経由しない環境)に存在していない可能性があります。
⇒初期導入時の設定は、同一セグメント上(ルータを経由しない環境)で行ってください。

【原因と対策(3)】
設定ユーティリティを起動しているパソコンのIPアドレスと弊社製品に割り当てようとしているIPアドレスのセグメントが異なっている可能性があります。(ネットワークプロパティおよびipconfigコマンド等を用いてパソコンの動作状況を確認してください。)
⇒設定ユーティリティを起動しているパソコンのIPアドレスと弊社製品に割り当てようとしているIPアドレスのセグメントが同じになるように設定してください。
ipconfigコマンドの使用方法は、「ipconfigコマンドの使い方」を参照してください。

【原因と対策(4)】
弊社製品にパソコンと通信できないIPアドレスが割り振られている可能性があります。
⇒別の環境で使っていた弊社製品を設定する際は、以前の環境で使用していたIPアドレスが設定されている可能性があります。
弊社製品の初期化を行った後、再度確認してください。

≪その他≫
【原因と対策(5)】
ルータやサーバ機器などのDHCP機能が弊社製品に対して、設定ユーティリティを起動しているパソコンと通信できないIPアドレスを割り当てている可能性があります。
⇒DHCPなどのIPアドレス自動設定機能を持った機器の影響を受けない環境で設定してください。
[影響を受けない環境の例]
例1)クロスケーブルで弊社製品とパソコンを直接つなぐ。
例2)ハブを用意し、弊社製品とパソコンを1台だけハブに接続する。

【原因と対策(6)】
ファイアウォール等のセキュリティソフトが動作しており、弊社製品との通信が遮断されている可能性があります。
⇒ファイアウォール等のセキュリティソフトを停止させてから再度確認してください。
※『ファイアウォール等のセキュリティソフトの停止方法を教えてください』を参照してください。

【原因と対策(7)】
弊社製品が工場出荷時状態ではない可能性があります。
⇒弊社製品の初期化を行った後、再度確認ください。
※弊社製品の初期化については、『製品の初期化はどのようにすればよいのでしょうか』を参照してください。

情報更新日:2023年07月04日