ウイルスバスター2007でのファイアウォール例外登録について

ご使用いただいておりますパソコンにウイルスバスター2007がインストールされている場合には、デフォルトのファイアウォール設定のままではSX Virtual Link(または PRICOM USB Utility)での弊社製品への通信が遮断されてしまい、製品の検索、接続できない現象が発生します。
この場合には、ウイルスバスター2007にファイアウォールの例外登録を行うことにより問題を回避することが可能です。

以下に、ウイルスバスター2007でファイアウォールの例外登録を行う方法について記載いたします。

登録方法は自動登録、または手動登録のどちらかとなります。

自動登録方法

(1)ウイルスバスター2007ワーニング

ウイルスバスター2007ワーニング

ウイルスバスター2007のパーソナルファイアウォールが有効となっているパソコンで、 SX Virtual Link(または PRICOM USB Utility)を起動し、USBデバイスに接続を行うと、上記のワーニングが2回表示されます。
それぞれ「詳細を表示」をクリックしてください

(2)ワーニング詳細

ワーニング詳細1ワーニング詳細2

詳細情報を確認し、以下の情報と一致する場合は「許可」をクリックしてください。

ソフトウェア:システムプログラム
危険度:不明

  • ポート:19540
  • プロトコル:UDP
  • 接続先IPアドレス:プリントサーバのIPアドレス

ソフトウェア:システムプログラム
危険度:不明

  • ポート:19540
  • プロトコル:TCP
  • 接続先IPアドレス:プリントサーバのIPアドレス

※自動登録された内容は、パーソナルファイアウォール例外ルール(プログラム)内に「システムプログラム」という名前で登録されます。

手動登録方法

(1)ウイルスバスター2007の設定画面表示

メイン画面起動

パソコン上に常駐しているウイルスバスター2007の常駐アイコンを右クリックし、 「メイン画面を起動」を選択し、ウイルスバスター2007の設定画面を表示させてください。

(2)メイン画面の起動

メイン画面

ウイルスバスター2007の設定画面より、「不正進入対策/ネットワーク管理」をクリックしてください。

(3)パーソナルファイアウォール設定画面表示

パーソナルファイアウォール設定画面

パーソナルファイアウォールの現在のプロファイルを確認し、「設定」をクリックしてください。

(4)パーソナルファイアウォールのプロファイル設定

パーソナルファイアウォールのプロファイル設定

現在のプロファイルを選択し、「編集」をクリックしてください。

(5)例外ルール(プログラム)の追加

例外ルール

「例外ルール(プログラム)」を開き、「追加」をクリックしてください。

(6)例外ルールの追加編集

例外ルールの追加編集

「例外ルールの名前」に任意の名称を入力してください。
※ここでは"SXUPTP Driver"とします。 対象を「システムプログラム」とし、以下の2つのルールを追加してください。

  • TCP 19540ポート(送信)の除外
  • UDP 19540ポート(受信)の除外
SXUPTP Driver(プロトコル)の送信パケットの除外
SXUPTP Driver(プロトコル)の送信パケットの除外
一般 方向:送信にチェックを入れてください
アクセス処理:許可にチェックを入れてください。
プロトコル タイプ(Y):TCPを選択してください。
ポート 「指定のポート(S)」にチェックを入れ、「19540」と入力してください。
IP設定 タイプ(P):「すべてのIPアドレス」を選択し、「IPv4」にチェックを入れてください。

上記の各項目の入力を行い、「OK」をクリックすることで例外ルールの追加が行われます。

SXUPTP Driver(プロトコル)の受信パケットの除外
SXUPTP Driver(プロトコル)の受信パケットの除外
一般 方向:受信にチェックを入れてください
アクセス処理:許可にチェックを入れてください。
プロトコル タイプ(Y):UDPを選択してください。
ポート 「指定のポート(S)」にチェックを入れ、「19540」と入力してください。
IP設定 タイプ(P):「すべてのIPアドレス」を選択し、「IPv4」にチェックを入れてください。

上記の各項目の入力を行い、「OK」をクリックすることで例外ルールの追加が行われます。

(7)例外ルール(プロトコル)の追加確認

例外ルール(プロトコル)の追加確認

上記で設定した例外ルールが追加されていることを確認し、「OK」をクリックしてください。

(8)例外ルール(プログラム)の追加確認

例外ルール(プログラム)の追加確認

上記で設定した例外ルールが追加されていることを確認し、「OK」をクリックしてください。

(9)登録した例外ルールの適用

登録した例外ルール

プロファイル選択画面に戻りましたら「OK」をクリックしてください。
ファイアウォール設定を有効にしていただければ例外登録の作業は終了です。

ファイアウォールの例外登録後にSX Virtual Link(または PRICOM USB Utility)での弊社製品の検索、接続が可能になります。