プラント

プラント

プラントの安全生産は企業の核心課題です。スマート保安は、故障のリスクを低減し、生産効率を向上させ、従業員の安全性や環境の保護にも寄与します。

火災予防

近年、工場やプラントでの火災が増加しています。
この傾向は、ガソリンや化学溶剤、高圧ガスなどの危険物を製造・貯蔵・利用している工場やプラント、さらには環境に優しいとされる木質バイオマス燃料を扱うプラントや発電所でも見受けられます。一旦火災が発生すると、それが爆発を誘発し、大規模な火災事故につながるリスクがあります。こうした背景から、対岸の火事として捉えるのではなく、自主保安の徹底がますます重要になってきています。

工場やプラントは高い天井が多く、設置された煙検知器では煙が検知器に届くまでに時間がかかってしまいます。また、据え付けられた換気扇によって煙や熱が流され、感知が遅れる可能性もあります。さらに、常時火気を取り扱う業種では、そもそも煙検知器の取り付けに適さない場合もありますが、サーマルカメラは物体の温度を面で監視し、人の目で見えない急激な温度上昇をいち早く検知・通知するため、こうした課題の解決に有効です。

 

 

サーマルイメージ

サーマルイメージ

測定原理

サイレックスのソリューション

異常な温度を検出し、潜在的な火災を見つけることができるサーマルカメラと、サーマルカメラが検知した情報を、長距離、そしてワイヤレスで伝送することができる新しい無線通信規格 IEEE 802.11ahに対応した無線製品を一緒に活用することで、温度異常をリアルタイムで監視し、迅速な対応が可能になります。

サイレックスでは、異常熱を検知するコニカミノルタのMOBOTIXサーマルカメラの映像や画像を、サイレックスの802.11ah対応製品でワイヤレスで伝送できることは確認ずみです。有線LAN機器を長距離Wi-Fi規格である802.11ahに対応させることができるサイレックスの802.11ah対応製品と、サーマルカメラをLANケーブルで接続することで、ケーブル長にとらわれない最長1kmの長距離監視を実現します。最先端のWi-FiセキュリティであるWPA3™に対応しているので、セキュリティ面も安心です。

火災予防に焦点を当て、スマート保安化等に柔軟な対応ができるサーマルカメラと、サーマルカメラが検知した情報を、長距離そしてワイヤレスで伝送することができる新しい無線通信規格 IEEE 802.11ahを活用するソリューションについてまとめた資料もご用意しています。ぜひご活用ください。

関連資料

  • silex_SmartSecurity_ThermalCameras_and_11ah_WP202409.jpg

    サーマルカメラと長距離無線通信で実現するスマート保安

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