アクセスポイント

AP-5AC

高速DFS機能対応
組込み用アクセスポイント基板

AP-5AC 製品写真

本製品は、5GHz帯無線LANの業務運用で課題となっている、W53やW56のDFS(Dynamic Frequency Selection)帯域を含めた全帯域での安定・継続利用を可能とする、組込み用アクセスポイント基板です。弊社ではDFS監視・回避技術を採用することで、運用中であっても瞬時に他チャネルへレーダ回避を行い、W53/W56帯域におけるシームレスな無線LAN環境を提供します。高速DFS機能未使用時は、5GHz帯(IEEE 802.11ac/a/n)と2.4GHz帯(IEEE 802.11b/g/n)の同時に動作も可能なため、ご利用中の無線LAN機器を継続してご利用頂くことも可能です。
また、統合デバイス管理ソフトウェア AMC Manager®と併せてご利用頂くことで、無線LAN機器の運用・管理の省力化やコスト削減を実現します。

特徴

(1)DFSによる5GHz帯の業務運用リスクを回避

5GHz帯無線LANでW53およびW56を使用する際、気象レーダ等を回避するために、DFS機能の搭載が義務付けられています。DFS帯域を使用する場合、一定時間レーダの有無確認を行う規定があります。このため、運用時に1分以上、通信が停止するリスクを抱えており、最近の広帯域無線規格のIEEE 802.11ac等では、影響はさらに深刻になっています。
弊社では、この課題に対して、常に利用可能なチャネルを監視し、検波時に速やかにチャネルを移動する機能を搭載することで、DFS帯域に於いても気象レーダ等の有無を意識することなく無線LANを利用することを強力にサポートします。

DFSによる5GHz帯の業務運用リスクを回避

空港や港湾などレーダ波の影響を受けやすい環境や、工場や病院などの「切れない無線」を必要とされる環境でのご使用に効果的です。

利用環境

(2)快適なチャネル利用により安定した無線LAN通信を提供

現在、気象レーダ波の影響を受けることなく5GHz帯を利用するためには、屋内専用帯域であるW52帯しか利用できません。このため、屋内では、IEEE 802.11acによる高速通信のメリットを活かすことが難しい状況にあります。
本製品は、気象レーダ波の影響を排除することができるため、屋内で利用可能なW53帯、屋内外で利用可能なW56帯の非常に多くのチャネルを活用することが可能となり、安定した無線LAN通信を実現します。

快適なチャネル利用により安定した無線LAN通信を提供

(3)IEEE 802.1X認証機能をサポート

一般的に使用されているセキュリティ機能の他に、高度なセキュリティ機能であるIEEE 802.1X認証機能もサポートしています。
Radiusサーバと組み合わせることで無許可機器の不正接続を防ぐことが可能です。

IEEE 802.1X認証機能をサポート

(4)管理ソフトウェアとの連携で運用管理を効率化

統合デバイス管理ソフトウェア「AMC Manager®」(別売)は、弊社のネットワーク製品を対象とした統合デバイス管理ソフトウェアです。無線・有線LANネットワーク環境に接続された弊社製品の状態監視や各種設定変更、ファームウェア更新・再起動といった運用管理で必要な機能を、遠隔から一括で行うことができ、多拠点・多台数の無線LAN機器の運用管理の省力化や、トラブル発生の早期発見、問題対処に掛かるサポートコストを削減します。

AMC Manager

その他

1台で複数のアクセスポイントとして使えるマルチSSIDに対応
5GHz帯で4個、2.4GHzで4個のSSIDを同時に動作させることが可能です。仮想的に複数のアクセスポイントとして動作します。また、SSID毎に異なるセキュリティの設定が可能です。セキュリティレベルの異なる無線LAN子機を同時に接続して使用することが可能です。

VLAN機能サポート
IEEE 802.1Q準拠のタグVLAN機能に対応しており、マルチSSID機能と組み合わせて使用することで、仮想的に複数のネットワークグループを構築することが可能です。
VLAN機能サポート

動作ログ保存機能
本製品内部にログ保存用のストレージ領域を確保しており、長期間にわたる動作ログの保存が可能です。この動作ログにより、無線環境の変化によって通信干渉・通信劣化が発生してもスピーディーな改善対応が可能です。

仕様

型番 AP-5AC
有線LANインタフェース RJ-45:×1 (802.3af PoE対応)
10Base-T / 100Base-TX / 1000Base-T(自動認識)
無線LANインタフェース IEEE 802.11a/n/ac 3Tx3R
■2.4GHz:Channel:1~13ch
■5GHz:Channel:36~48・52~64・100~140ch
デバイスインタフェース USB:×1 (USB2.0 Hi-Speed Type-A) ※1, ※2
スイッチ プッシュスイッチ:×2
LED 本体:×5
RJ-45:×2
動作環境条件 温度条件:0~+50℃
湿度条件:20~80%RH(結露なきこと)
保存環境条件 温度条件:-20~+85℃
湿度条件:20~85%RH(結露なきこと)
最大消費電力 10.8W(DC12V 0.9A) USBバスパワーを除く ※3
外形寸法 180×130×20mm(公差 : 縦横 ±0.5mm, 厚み ±0.2mm)
重量 約152g (本体のみ)
同梱物 本体、アンテナ/アンテナケーブル(6式)、GPLお知らせシート、AP-5AC案内シート
保証期間 5年
セキュリティ(認証方式) Open
WPA-PSK
WPA2-PSK
IEEE 802.1X
WPA-Enterprise
WPA2-Enterprise
セキュリティ(暗号化方式) WEP(64bit/128bit), AES, TKIP
セキュリティ(その他) ・SSID秘匿機能(Any接続拒否)
・プライバシーセパレータ
・MACアドレスフィルタ
・ポートフィルタ機能
最大端末接続数 100台 ※4
Multi SSID 8個(5GHz:4個、2.4GHz:4個)
VLAN IEEE802.1Q 準拠のタグ VLAN
WDS機能(リピータ機能) 対応(推奨台数:4台) ※5
5GHz/2.4GHz個別動作可能
電波出力設定機能 5%~100%の範囲を5%単位で設定可能
QoS WMM-EDCA
USB仮想化機能 USBデバイスサーバ機能
注釈 ※1:バスパワーの供給電流は500mAとなります。
※2:PoE動作時、バスパワーの電流供給は対象外となります。
※3:ACアダプタが付属しているUSB機器を動作させる際には、安定した動作環境を得るためにACアダプタのご利用を推奨いたします。
※4:高速DFS機能有効時は50台となります。
※5:WDS認証方式は独自方式を採用しています。異なるWDS認証方式との接続はできません。