SX-PCEBE-AP

概要

SX-PCEBE-APは、IEEE 802.11be (2.4GHz/5GHz) に対応したWi-Fi 7アクセスポイント用モジュールです。
Qualcomm社製QCN9274-1チップセットを搭載し、産業用のアクセスポイント、ゲートウェイなど、多数の子機接続台数を必要とするWi-Fi親機用に設計されています。Wi-Fi 7の特長である高速性と高い通信効率に加えて、高出力で広いエリアでも安定した無線通信を実現します。

特長

これからの安定通信に「Wi-Fi 7」

インダストリアルIoTの現場では、従来のWi-Fiデバイスに加え、映像データなど大容量のデータ通信をする機器の導入が拡大してきたことから、Wi-Fiネットワークにはより高速で安定した通信が求められています。Wi-Fi 7は新機能によりデータ通信、画像・映像通信機器が多数混在した無線環境でも通信を安定させる効果が期待されています。

デバイスを自由に設置できる広い通信範囲

本製品はより遠くまで電波が届く高出力設計で、広い通信範囲を実現します。

Wi-Fi親機のコストダウン・小型化に貢献

2.4GHz × 2ストリーム、5GHz × 2ストリームを1枚のモジュールで同時動作でき、部品コストを削減できます。

多台数の子機を接続でき、様々なシーンで利用できる

本製品は、Wi-Fi親機用の無線LANモジュールです。子機用無線LANモジュールの簡易アクセスポイントモードと違い、多台数の子機接続に対応しています。

無線化を短期間で完了

各国の認証を取得

本製品はモジュール単位で日本、アメリカ、カナダ、欧州、イギリスの無線認証を取得予定です。専門知識が必要な認証取得手続きが不要です。また、アンテナの搭載位置確認などのサポートも可能なため、短期間で確実に無線化を完了できます。

ドライバの移植作業を削減

自社で動作確認済みのリファレンスドライバをご用意する予定です。厳しい社内評価をクリアしたドライバをベースに使用することで、スムーズにご評価やお客様の環境への移植作業を進めていただけます。