特集:COVID-19対策
サーマルカメラの無線化

三密回避の認知やマスク着用、手指消毒などの新型コロナウイルス感染症対策も浸透してきました。社会全体で新しい生活様式への変革が求められる中、 学校や役所といった公共施設のみならず、さまざまな場所でサーマルカメラによる発熱検知システムが導入され、現在では民間企業でも社員や来訪者の発熱を検知し、建物への入退室を管理する活動が一般化されつつあります。

三密回避の認知やマスク着用

多くの課題を無線化により解決

いざ、サーマルカメラの設置を行おうとしても、設置予定のない場所で、見栄えも気にしながら設置するなど、いくつかの課題が発生します。
まず、電源を引っ張ってこなければなりません。配線ケーブルが多いと、お客様がつまづかないか、転んでケガをされたりしないかの心配もあります。
そこで、サイレックスでは、以下のようなアプローチを行っています。

  • 無線ネットワークを利用して、カメラ設置場所とモニタPC(管理者が監視・記録管理する)の設置場所の自由度を高める
  • サーマルカメラの設置は、ネットワークが考慮されていないエントランス、通用口等に設置されるケースが多く、有線ネットワークでの配置が困難なため、無線ネットワーク化する
ケーブル配線に困るサラリーマン サーモカメラの無線LAN化

【実際の活用例】

   

発熱スクリーニング用サーマルカメラパッケージ

コニカミノルタジャパン株式会社の発熱スクリーニング用サーマルカメラパッケージの無線化オプションとしてBR-400ANを共同提案しています。

機能:歩行速度でのウォークスルー検知が可能
用途:受付、フラッパーゲート、職員の自己検温など
通知:常時 指定エリア内での最高温度が表示され、閾値超過時はレッドフレーム(強調赤枠)と警告音でお知らせ

発熱スクリーニング用サーマルカメラパッケージ紹介(外部リンク)

メッシュネットワークシステム

メッシュネットワークシステム BR-400ANは、メッシュ型の無線LAN環境を簡単に構築することができるネットワーク機器です。
本製品を、サーマルカメラ側とモニタリングするPC側に接続し、電源を入れるだけで、簡単にメッシュ型の無線LANを構築することができます。
また、無線が届かない、または無線区間に障害物がある場合は、同じ機器を中継箇所に追加するだけで距離を延長することが可能です。