デバイスサーバを使用したLAN二重化
近年、ネットワークの負荷分散や障害対応、個人情報取り扱いによるセキュリティ対策などのためにLANを二重化するニーズが増えています。
ここでは、USBデバイスサーバを使用したLAN二重化について紹介します。
採用事例 LAN二重化
今まで標準搭載されている1つのLANネットワークしかアクセスできなかったOA機器ですが、複合機やプリンタに搭載されているUSBポートとUSBデバイスサーバを接続することで、異なるもう1つのネットワークからのアクセスを実現します。
つまり、1つのOA機器を2つのネットワークで共有することが可能となります。
デバイスサーバでのLAN二重化構成例
LAN二重化によるメリット
1. 情報漏洩のリスクを低減
1つのOA機器を2つのネットワークで共有することが可能となるので、個人情報や企業内の情報を扱うネットワークと、通常業務やゲスト用のネットワークの両方からセキュリティを担保しつつ、同一OA機器へアクセスすることが可能となります。
2. ネットワークの負荷を低減
1つのOA機器を2つのネットワークで共有することが可能となるので、通常業務や重要なシステムを制御するネットワークと、ゲスト接続可能なネットワークの両方から同一OA機器へアクセスすることが可能となります。
これにより、印刷等によるネットワーク負荷を低減させることができます。