現場での定着運用を継承しながら機能強化を実現
- 140校の学びを止めない、次期ICT 基盤へ -
堺市教育センター様
堺市教育センターでは、GIGAスクール構想第2期に向けたICT環境更新にあたり、市立小中学校・支援学校・高等学校あわせて140校を対象に基盤整備を実施しました。今回の更新では、単なる性能向上にとどまらず、現場で定着している運用を継承しながら機能強化を実現することが重要なテーマとなりました。
事例PDFダウンロード採用前の課題と採用の決め手
更新にあたっては、以下のような複合的な課題がありました。
- 1クラス40人同時利用を前提とした通信負荷増大
- 教材データの大容量化によるネットワーク性能不足
- Windows からiPad 移行に伴う画面転送手段の再検討
- 中学校で定着している校内放送と掲示板の継承
特に、校内放送と画面転送は授業・日常業務の双方で活用されており、これらを無理なく新環境に移行できるかどうかが大きなポイントとなっていました。
こうした要件に対し、画面転送・校内放送・掲示板機能を1台で実現できる「Z-1 Gen2」と、安定した同時接続性能を持つ「AP-703W6 E model」の構成が採用されました。
- 必要な機能を1つの機器に集約できる
- 既存運用を維持しながら移行できる
- 全校展開を見据えたシンプルな構成
といった点が評価され、堺市が求める条件を満たすソリューションとして導入が決定されました。

導入後の効果
■ 安定したネットワーク運用
アクセスポイントは多数同時接続環境でも安定して動作しており、iPad との相性も良好で授業利用における無線トラブルは発生していません。
■ 画面転送の操作性向上
従来と比較して画面表示までの時間が短縮され、授業中の操作がスムーズになりました。また、端末選択がリスト形式となったことで、複数校を担当する教員でも簡単に接続先を切り替えられるようになり、運用負担の軽減につながっています。
■ 校内放送の効率化
従来はTeams を用いた運用で各教室の準備に時間がかかっていましたが、新環境では即時に配信が可能となり、放送開始までの時間を大幅に短縮。現在は、給食の献立や配膳イメージの共有など、日常業務として安定的に活用されています。
■ 今後の展望
全校に展開された新しいICT環境を基盤として、今後も教育現場における活用の幅をさらに広げていくことが期待されています。


お客様の声
今回のシステムは、要望していた機能がそのまま実現できており、全体として非常に満足しています。
トラブルも特になく、授業で安心して使えています。
特に画面転送は、表示の速さが大きく改善されました。これまでよりも動作がきびきびしており、授業中のストレスがありません。画質についても問題なく活用できています。
複数の学校を担当している教員からは、接続先を選ぶ操作が簡単になった点も好評です。これまでのように設定に手間がかからなくなりました。
堺市立月州中学校 校長 浦 嘉太郎 様