
ブログ(Wirelessのおと)
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Wi-Fi変調モードのはなし
Wireless・のおとWi-Fi(IEEE802.11無線LAN)は1997年以来何度もの仕様追加を重ねてきました。1997年当時は最大2Mbpsだったものが最新のIEEE802.11be-2024(Wi-Fi 7)では1ストリームでも2.9Gbps、4x4 MIMOなら11.5Gbps出るはずの仕様になっています。性能向上のため変調スキームも何度も追加されて、その通知仕様は複雑怪奇なことになりました。今回はそのへんのおはなしです。
技術解説 -
Wi-Fiチャンネルのはなし
Wireless・のおとWi-Fi(IEEE802.11無線LAN)には「チャンネル」の概念がありますが、四半世紀にわたり屋上屋根を重ねるような拡張を重ねてきた歴史を反映して、チャンネルの定義と実装は意外に複雑なことになっています。今回はそのお話です。
技術解説 -
IEEE802.11afとホワイトスペース無線のはなし
Wireless・のおと地上波TV放送のフォーマットがアナログからデジタルに変わりつつあった2008年頃、アナログTV放送停波後の周波数帯の再割り当て・再利用が話題になったことがありました。その話題の中には米国で、何かにつけて仲の悪いGoogleとMicrosoftが「共同戦線」を張ってFCCから無免許の公衆利用権を取り付け、これを"Wi-Fi on Steroid" や"Super Wi-Fi"などと名付けてその可能性を喧伝し、ITニュースメディアでも盛んに持ち上げられたことがありました。今回はそのお話です。
IEEE802.11af ホワイトスペース無線
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TDLSのはなし
Wireless・のおと今回は小ネタです。「Wi-Fiの盲腸」のひとつ、IEEE802.11z TDLS(Tunneled Direct Link Setup)の話です。
IEEE802.11z TDLS -
Bluetooth Classic検索のはなし
Wireless・のおとBluetooth Classicの動作原理はBluetooth LEとは似て非なる別物です。登場時にはPAN(Parsonal Area Network)の本命として期待されたBluetoothですが、結局その役割はBluetooth LEに譲り、今ではヘッドセットとキーボード・マウスのプロトコルとして細々と生き残っている感があります。周波数拡散下でのデバイス検索やSDPプロトコルの解説もネットでは見なくなってきました。今回はこのお話です。
Bluetooth -
シェルスクリプトのはなし
Wireless・のおとシェル(shell)はUnix系OSにおけるコマンドラインインターフェースです。一連の手続きをファイルに書いておいて自動実行するものを「シェルスクリプト(shell script)」と呼び、Linuxの世界では手順の自動化だけでなく初期化シーケンスの制御やイベント対応処理などいろんなところで使われます。今回はそのシェルスクリプトのおはなしです。
技術解説 シェルスクリプト -
Linux Device Treeのはなし
Wireless・のおとDevice Treeは主にARMプロセッサのLinuxで用いられる、ハードウェア仕様を記述するメタ原語の一種です。今回は主にARMの組み込みLinuxのドライバ開発者向けの(ガチに技術解説的な)内容です。
Linux Device Tree -
NATのはなし
Wireless・のおとNAT(Network Address Translation)は幸か不幸か、いまのインターネットには不可欠になってしまった技術です。今回はこのNATのはなしですが、NATの話に入る前に「そもそも元のIPネットワークとはどういうものだったのか」という解説も行います。
規格 技術解説 -
Wi-Fiローミングのはなし
Wireless・のおとローミング(Roaming)は特に業務用無線LANで重要で、かつ複雑で問題を起こすことの多い機能です。今回はこのローミングの話です。
規格 技術解説 ローミング -
WPA3のはなし
Wireless・のおとしばらくWi-Fi以外の無線の話が続いていたので、久しぶりにWi-Fiに話を戻してみます。今回のお題は2018年に制定された比較的新しいセキュリティ仕様、WPA3です。いきなりWPA3に入る前に、WEPからWPA2に至るまでのおさらいからはじめてみます。
技術解説 セキュリティ