病院でも店舗でも。既存機器の無線化をもっと簡単にするBR-110AX
デジタル化が進む中で、医療機関や小売店舗ではネットワーク接続が前提となる機器が増えています。
しかし、現場では依然として有線LANを前提とした機器も多く、機器の移動やレイアウト変更のたびに配線が課題になるケースも少なくありません。
こうした課題を解決する方法として注目されているのが、既存機器を簡単に無線LANへ接続できるワイヤレスブリッジです。
今回は、医療・リテール市場向けに開発されたWi-Fi 6対応ワイヤレスブリッジ「BR-110AX」を、実際の利用シーンを交えながらご紹介します。

医療現場で求められる「移動しながらつながる」ネットワーク
病院内では、患者モニタ、検査機器、回診カートに搭載された各種機器などが日常的に移動しています。 しかし、有線LAN接続のままでは利用場所が限定され、機器運用の柔軟性を確保することが難しくなります。
例えば、
・病棟間を移動する回診カート
・ベッドサイドで利用される患者モニタ
・検査室と病棟を行き来する検査機器
などでは、ネットワークへ常時接続できることが求められます。
BR-110AXは、LANポートを備えた機器をWi-Fiネットワークへ接続できるワイヤレスブリッジです。Wi-Fi 6に対応し、さらにIEEE 802.11rによる高速ローミングにも対応しているため、病院内を移動しながらでも安定した通信を実現します。
医療現場だからこそ求められる環境耐性
医療現場では、ネットワーク機器にも一定の耐性が求められます。
医療機器のネットワーク化では、通信性能だけでなく筐体の耐久性や衛生面も重要なポイントです。病院内では日常的な清拭や消毒が行われるため、一般的なオフィス環境とは異なる条件で機器が使用されます。
BR-110AXは、
・消毒剤への耐性
・難燃グレードUL94 V-0材料を採用した筐体
・防塵防水IP21準拠
といった特長を備えています。
医療現場で求められる衛生性や安全性に配慮しながら、機器の無線化を実現できます。

リテール市場では「自由なレイアウト変更」を実現
無線化のメリットは医療現場だけではありません。
リテール市場でも、
・POS端末
・キオスク端末
・電子秤
・在庫管理端末
・POS用プリンタ
など、多くの機器がネットワーク接続されています。
一方で、店舗レイアウトの変更や催事スペースの設置、新規売場の立ち上げなどでは、LAN配線が制約になることがあります。
そのたびに配線工事やネットワーク敷設が必要になると、コストだけでなく運用負荷も増加します。
BR-110AXを利用すれば、既存の有線LAN機器をそのままWi-Fiへ接続できるため、機器配置の自由度を高めることができます。
小型・省電力だから設置場所を選ばない
可搬機器や店舗機器では、設置スペースも重要な課題です。
BR-110AXは小型設計を採用しており、限られたスペースにも設置しやすくなっています。

省スペース設計

一般的なマウスよりも
小さいサイズ
さらにUSB Type-C給電に対応しているため、
・回診カート
・医療機器
・POS端末
・キオスク端末
などから電源を取得でき、追加電源の準備を最小限に抑えることが可能です。
小型・省電力という特長は、設置場所が限られる現場ほど大きなメリットになります。
BR-110AXが活躍するシーン

医療:輸液装置や透析関連機器のワイヤレス化

医療:患者モニタのネットワーク接続

医療:検査・分析機器の無線LAN導入

リテール:POS端末のワイヤレス運用
既存機器の無線化をご検討ですか?
回診カートや患者モニタ、POS端末、キオスク端末など、LANポートを備えた機器のWi-Fi化について、ご相談を承ります。
BR-110AXの仕様や導入方法、適用可否についてお気軽にお問い合わせください。

ライタープロフィール
真木 雄大
インフラ・コネクティビティ製品の企画を担当しています。 日々進化する通信技術を、現場のリアルな課題解決にどう活かすかを意識しながら、製品を企画しています。 変化を前向きに捉え、挑戦を楽しむ姿勢を忘れずに、日々の業務に取り組んでいます!