AMC Cloud
無線ネットワークの可視化を次のレベルへ
2025年5月、「AMC Cloud」は無線ネットワークの運用・管理における可視化機能を大幅に強化するアップデートを実施しました。SIerの皆様、企業のネットワーク担当者、そして現場の管理者にとって、より直感的かつ効率的な運用を可能にする機能が多数追加されています。
サイレックス以外のアクセスポイントにも対応:柔軟な環境可視化
無線環境は、わずかな要因で安定性が変化することがあります。昨日は安定していたのに、今日は不安定——そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
単一ベンダーのアクセスポイント(AP)で構成された環境もあれば、複数ベンダーのAPが混在する環境も存在し、統一的な管理に課題を感じているネットワーク管理者も少なくありません。
AMC Cloudでは、silex製APに加え、他社製AP環境にも対応した可視化機能を強化。より広範な無線環境において、強力な分析・監視機能を活用できるようになりました。
WM-100CL連携による無線環境の詳細分析
WM-100CLとの連携がさらに強化され、以下のような詳細分析が可能になりました。
- 登録名(SSID)表示による機器識別の明確化
- 複数デバイスの電波強度比較
- チャネル別グラフ表示による混雑状況の把握
- ボンディングAPの表示による干渉源の特定


サーベイデータの時間推移比較が簡単に
サーベイデータの前後比較が同一画面上で可能となり、時間軸での変化を直感的に把握できるようになりました。
これにより、トラブルの原因特定や改善効果の検証がスムーズに行えます。
デバイス登録の効率化
- 検知したデバイスの即時登録
- CSV形式による一括登録
これらの機能により、デバイス管理の効率が大幅に向上しました。

サマリー情報の強化
チャネル品質や電波強度の推移が、WM-100CL単位で時系列表示されるようになり、より詳細な分析が可能となりました。

AMC Mesh/WDS接続線の表示
AMC Cloudと連携するアクセスポイント間のAMC Mesh/WDS接続が視覚的に表示され、ネットワーク構成の把握が容易になります。

ヒートマップの履歴閲覧
過去のヒートマップを遡って確認できるようになり、環境変化の追跡や改善効果の検証に活用できます。

ローミング履歴の可視化
AMC Cloudに未連携のアクセスポイントに接続している子機のローミング履歴も確認可能に。
通信が不安定なデバイスが、どのAPに接続した際に問題が発生したかを把握でき、現場での移動状況や接続安定性の分析に役立ちます。

まとめ
AMC Cloudで、無線ネットワーク管理はもっとスマートに
今回のアップデートは、無線ネットワークの「見える化」をさらに進化させ、現場の課題解決に直結する機能が多数追加されています。「もっと簡単に」「もっと深く」無線環境を理解したい方に、AMC Cloud は最適なソリューションです。

ライタープロフィール
杉本 誠史
1997年に開発希望で入社し、ソフトウェア開発に約20年間従事しました。現在は製品企画業務に携わっています。ニューヨーク州生まれ、大阪育ち、奈良在住。手間のかかる作業をPythonやPerlでスクリプト化して効率化するのが趣味で、日々の業務を楽しくこなしています。
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