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トラブル解決のヒントです。
トラブル解決のヒント
トラブル解決のコツ
「ネットワーク印刷ができない!!」という問い合わせを多く聞きます。でも、お問い合わせのほとんどが、設定の問題や環境の問題なのも現実の話です。
そこで、ここでは「印刷ができない場合の障害切り分け」のもっとも基本的な方法を簡単にですが掲載させていただきます。
以下は確認手順の一案です。ご参考になれば幸いです。
「ネットワーク印刷ができない!!」というと、まず始めにプリンタやプリントサーバを疑う人がほとんどです。でも、冷静に考えると出力しているPC側のドライバ、LANケーブル、OS…など、出力するクライアントを無事にネットワークへ出ていったとしても、LANケーブル、HUB、ルータ、スイッチングHUB…と色々あります。
少し例にあげただけでもこんなに色々なところを通っていて、どこか1つでも問題が発生したら、現象は「印刷できない」という共通なのです。
確かにプリントサーバに問題があることもありますが、決めつけるのは危険です。
そこで、チェックのコツをご紹介いたします。
- 通信は行えているか?
ネットワーク上、接続の確認する方法がたくさんあります。ping、telnet、ftp (TCP/IP環境) など。製品付属のユーティリティで、確認する方法もあります。 - 物理的にLAN接続の問題はないか?
ケーブルの断線・接触不良等があるかも知れません。 他のPC等に実際に使用しているケーブルと交換して状況が変わるか確認しましょう。 また、製品にはLED(LINKランプ)が接続正常時に点灯するものもあります。確認してみてください。 - なかなか切り分けにくい(環境が大きい・原因不明)
他のプリンタ(できれば同機種)があれば、そのプリンタと入れ替えてみて、現象が発生するかどうかや、1対1の環境を作成し切り分けしてみるのも手です。
…などというように、要は"切り分け" "再現性有無" が重要になります。当然、まだまだ考えられることがありますので、一つずつ消去法で問題を見つけていきましょう。 そのような時はsilexのサポートセンターへいつでもご相談ください。
設定が行えない
「ネットワーク上見えない」「通信エラー」が発生するなどの問題が発生する場合は、以下の方法で設定をお試しください。
- 方法1
まずは、物理的な接続を確認してみましょう。
つないだと思い込んでいて、実はLANケーブルが抜けかけていたり、LANケーブルやHUBの接触不良などが発生していることもあります。 - 方法2
プリントサーバの設定を初期化してみましょう。
まれにですが、データのゴミが設定内に残っているという可能性があります。 その場合は製品のディップスイッチ又は、「INIT」ボタンで初期化を行ってください。
初期化の方法(詳細)は各製品のマニュアルをご覧ください。 - 方法3(TCP/IP環境の場合)
基幹LANからプリンタ及びPCをはずして、1対1の環境を作成し設定をしてみましょう。
大きなネットワークになると、自分が認識していないところで特殊な機器を使用していたり、考えてもみないような原因で通信ができない状況が発生している可能性があります。(初期設定の場合は、製品の設定が全くされていません)
PCとプリンタ(プリントサーバ)を1対1で接続(10BASE-Tであればクロスケーブルを使用)するか、HUBにPCとプリンタ(プリントサーバ)だけ接続する方法で設定してから、基幹LANへ戻してみてください。
仮IPアドレスの設定によるトラブル
TCP/IPの設定を行うにあたり、プリントサーバシリーズの以前の機種では、仮IPアドレスの設定を行います。
仮のIPアドレス設定は、製品への書き込み設定では無く、あくまでもプリントサーバと通信を行う為の仮設定にしかすぎません。 IPアドレスをプリントサーバへ書き込む為の前準備なのです。
とりあえず、この状態でも印刷ができたりしますが、電源を1度でもOFFしてしまうとまた通信不可になってしまいます。
設定が書き込めているかの確認は自己診断テストを行うことで確認できますので、
「電源を入れなおす度に設定をしなおさなければいけない」や、
「電源を切ると通信できなくなる」
というような症状でお困りのお客様は、1度設定内容をご確認ください。
IPアドレスのつけ方
「IPアドレスをどのように設定すればいいの?」と質問を受けることが多々あります。
そこでここでは、簡単にですがIPアドレスの設定についてご説明いたします。
- IPアドレスとは
- IPアドレスは8ビットごとに区切られた4つのフィールドから構成されています。
各フィールドは文字"."(ピリオド)で区切られ、それぞれ0~255の値をもちます。
IPアドレスは大きく2つの部分(ネットワークアドレス部・ホストアドレス部)に分けて管理されます。
ネットワークアドレス部を"N"、ホストアドレス部を"H"で現すと、以下のようになります。
また、ネットワークアドレスの長さで3つのクラスに別れます。
| クラス | IPアドレス | 規模 | サブネット(推奨) |
|---|---|---|---|
| A | N.H.H.H | 大規模なLAN向き | 255.0.0.0 |
| B | N.N.H.H | 中規模なLAN向き | 255.255.0.0 |
| C | N.N.N.H | 小規模なLAN向き | 255.255.255.0 |
| IPアドレス | クラスの分け方 | 規模 | ネットワーク数 | ホスト数 |
|---|---|---|---|---|
| N.H.H.H | 0 ≦ 先頭のN ≦ 127 | 大規模なLAN向き | 126 | 16,777,214 |
| N.N.H.H | 128 ≦ 先頭のN ≦ 191 | 中規模なLAN向き | 16,384 | 65,634 |
| N.N.N.H | 192 ≦ 先頭のN ≦ 223 | 小規模なLAN向き | 2,097,150 | 254 |
※N:224~255は将来用に予約されています。
クラスCの場合のIPアドレス設定例
IPアドレス:192.168.40.1
サブネットマスク:255.255.255.0
同一セグメント内で、ネットワークアドレスが違うもの同士は通信ができません。
以下の例だと、192.168.40.1が通信を行えるのは、ネットワークアドレスが同一(192.168.40.XX)になります。
| ネットワークアドレス | 結果 |
|---|---|
| 192.168.40.1(クラスC:N.N.N.H)→172.16.0.1(クラスB:N.N.H.H) | ×(通信不可) |
| 192.168.40.1(クラスC:N.N.N.H)→192.168.80.5(クラスC:N.N.N.H) | ×(通信不可) |
| 192.168.40.1(クラスC:N.N.N.H)→192.168.40.10(クラスC:N.N.N.H) | ○(通信可) |
デスクトップパソコン2台、ノートパソコン1台、プリンタ1台の環境にてIPアドレスを設定する場合
- デスクトップパソコンA(192.168.40.1)
- デスクトップパソコンB(192.168.40.2)
- モバイルノートパソコン(192.168.40.10)
- プリンタ:プリントサーバ(192.168.40.20)
のように設定します。
RARP・DHCP/BOOTP Protocolの設定値による問題
IPアドレスを固定で設定しているにも関わらず、RARP Protocol、DHCP/BOOTP Protocolが「使用する(ENABLE)」になっている方がよくいらっしゃいます。
RARP Protocol、DHCP/BOOTP Protocolは、IPアドレスを取得する為に利用するプロトコルなので、IPアドレスを固定で設定している場合は、「使用しない(DISABLE)」にしておく必要があります。そうしないと、LAN上にDHCPやBOOTPサーバがいたりすると、IPアドレスを設定しているにも関わらず、IPアドレスを取得しにいってしまうことになるのです。
IPアドレスを固定で設定した場合は、RARP Protocol、DHCP/BOOTP Protocolを「使用しない(DISABLE)」にしておきましょう。











