吉川航司 2005年入社 教育学研究科

「海外で仕事ができそう」が入社の決め手

大学では教育学を専攻していましたが、ものづくりがしたくてエンジニアを目指しました。ハード、ソフトに関わらず先端技術に触れながら、企画から製造までの全行程に関われて、海外での仕事のチャンスもある。そんな技術的な強みと規模を持つ会社が、サイレックス・テクノロジーでした。それに採用担当の方の印象がとても良かった。人間関係も良く、好きなことをさせてくれそうな雰囲気が伝わってきました。

入社後はハードウェアの技術開発部門に配属になり、現在は、サイレックスが提供する製品のハードウェア全般の開発に関わりながら、無線のアナログ技術の開発なども行っています。仕事柄、海外のメーカに出向き、現地の技術者と接する機会がたびたびあります。いつも刺激を受けますし、そこでの仕事も面白い。もともと海外志向の強かった私にとってまさにやりたいこと。毎日がとても充実しています。

シリコンバレーでIC開発に参加

サイレックスでは、クアルコム・アセロス社のICチップを無線モジュールに使用してきました。アセロス社というのは米国の半導体開発企業で、世界でも有数の無線LANのチップベンダーなのですが、もともとサイレックスは、彼らの日本で唯一の技術パートナーとして認定されています。そのアセロス社が若手に勉強の機会を与えたいので誰か来ないかと言ってきたんです。こんなチャンスはありませんから、すぐに手を挙げて、シリコンバレーに行かせてもらいました。

当初は3カ月の予定でしたが、急遽無線LANチップの開発に参加することになり、結局1年間現地にいました。無線LANチップというのはブラックボックスなんです。中身が分からない。だからこれまではチップベンダーから得られる僅かな情報を頼りに、ハードウェア回路を設計するしかなかった。それが開発に参加したことで無線LANチップの原理が分かり、無線LANチップの中身に応じて無線モジュールを開発できるようになった。アプローチの仕方が180度変わったんです。おかげで日本に戻り、この新チップを活かした製品をどこよりも早く世に出すことができました。この経験で得られた知識、ノウハウは会社にとっても貴重な財産ですし、この経験を今後の製品開発に活かしていくことが私の使命だと思っています。

英文ドキュメントを理解する語学力は必須

サイレックスはソフトもハードも自社開発しています。それがこの会社の最大の特色であり、強みだと思います。ソフトとハードの両方を手がけることでシナジーが生まれ、可能性も広がるからです。ニッチな分野でいくつものナンバーワンを持つ会社。それが将来のサイレックスの姿だと思っています。

少数精鋭で新しい技術や製品の創出に挑戦しているのもサイレックスの特徴ですが、その分、私たち技術者は日々の勉強が欠かせません。最先端の技術に関する文書を入手して、読みこなすことも多いのですが、それらは全部英語。この業界は英文ドキュメントが基本なんです。だから最低限英語の読解力が必要になります。会社に入ってから英語を勉強するのでは時間的にも大変ですので、学生時代に英文に慣れておくと良いのではないでしょうか。

サイレックスを一言で表すと?

「忍」

私たちの製品や技術は、生活者の目に見えないところで"密かに"活躍しています。サイレックスはステルス企業なんです(笑)。

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