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サイレックスの広報ブログ

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IoT デュアルバンド対応 超低消費電力無線LANモジュール

2015年3月20日 10:30
製品企画担当
お久しぶりのsilexブログ テクニカル担当です。

最近、寒さが厳しくなったり、暖かくなったりと気温の変化が大きくなってきましたね。花粉症もそろそろ出始める時期でもあり、私にもある意味辛い季節となりました。季節の変わり目、皆様お体にはお気をつけ下さいね。

前回(昨年夏でした)は、M2M(Machine to Machine)やIoT(Internet of Things)、IoE(Internet of Everything)等と、モノのインターネットや、コトのインターネットと言う言葉を聞くようになったのでセンサーをWi-Fi化してみるお話でしたが、最近になって、いよいよ立ち上がりなのでしょうか?今まで無縁であった機器のネットワーク化が始まってきたようで、今の自社製品をネットワーク化したいですとか、無線LANをサポートするにはどうすればいいのか?と言うお問い合わせが増えています。
現状、機器をネットワーク化するための無線通信規格には、ZigBeeやEnOcean・Ant・Bluetooth・Z-Wave・Wi-Fi・Wi-SUN等々あり、ショップでも簡単に手に入るようになってきました。ただ、これだけ規格が多いと一体どれを使えば良いのかホント迷ってしまいますね。実際、お客様が製品で実現したい事・サービス内容に合わせて通信規格を選ぶのですが、製品の通信頻度・量・距離(場所)や、相手側の通信機器・環境、拡張性・海外対応と言ったポイントで、とりわけWi-Fi(無線LAN)は、仕事や自宅で普段使い慣れている規格でもあり、既存の無線システムや携帯端末との接続性や、インターネット・クラウドとの連携、メンテナンスやトラブルシュートのし易さから、選択されるお話が多いように思います。


wirelesslogo.png
ただ、こんなに手軽なWi-Fiも、今までは他規格に比べて、サイズが大きいとか、電力消費が高いとか、一筋縄には行かない悩ましい、簡単に踏み切れない部分がありましたが、今回、Wi-Fiならではの課題に対応した、無線LANモジュールをリリースしましたので、簡単にご紹介します。

今回ご紹介するモジュールは、デュアルバンド対応超低消費電力無線LANモジュール「SX-ULPAN」です。このモジュールは、デュアルバンドに対応しながらも、消費電力を一般的な無線LANモジュールの半分以下、省電力機能ではμAオーダの低消費電力を実現し、サイズも15×20mmとかなりコンパクトとなっています。

ulpan_spec_s.png通常、ここまで小型化・省電力化を行うと、「伝送性能」や「伝送距離」に影響が出るもので、使ってみたけど性能が1Mbpsしか出ないとか、10m以上離すと通信速度が一定しない(切れる・止まる)等と言ったお話をよくお聞きするのですが、SX-ULPANのTCPベンチマークでは、60m程度離しても10Mbps(SPI I/F)と伝送性能も安定していますので、距離や性能の不安はありません。※開発者のこだわりであったりもします...。

また、このモジュールのもう一つの特徴に「オフロード機能」というものが有りまして、無線DriverやIPv4 / IPv6・TCP/UDPと言ったドライバやプロトコルスタックから、HTTP / DNS / DHCPといったアプリケーションプロトコルと、広範囲でのオフロードが可能となっています(下図)。IoT/M2Mでよく利用されているMCU(Micro Controller Unit)系に於いても、各ソフトウエア・ドライバーの開発リソース・開発期間も去ることながら、システム全体的に、ROM/RAMリソースや処理能力の高い(消費電力の高い)ランク上のMCUへの引き上げとその消費電力を抑制・実現することができます。

ulpan_hikaku.png
以上、M2M/IoTに向けたWi-Fiと、小型・低消費電力が特徴のSX-ULPANを簡単にご紹介しましたがいかがでしょうか?今までネットワークに対応していなかった、または、対応できなかった機器が無線化・ネットワーク化できると、新しい用途やビジネスが広がりますね!この機会にお手持ちの機器を一度、無線LAN化・ネットワーク化してみてはいかがでしょうか?

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